温泉津町福光・遥かなる故郷

僕の少年時代(昭和20年から30年代)の思い出

すずめのお宿

f:id:hidechan3659:20190603102911j:plain

 

 幼いころ祖母と一緒に行った「すずめのお宿」は竹林に囲まれていた。

 なぜか僕も竹林の中の家に住みたいと思った。

「いつもジメジメして陽は当たらないし蚊が多い、あんなところは住むところではない」

 祖母はけんもほろろに僕の思いをけなした。それでも「山崩れや水害のとき、家が危なくなったら竹林に逃げろ、竹は地面に根を張り巡らせているから安全だ」と言った。

 きれいに手入れした竹林の家は今でも住みたいと思っている、だが、それは夢に終わった。