温泉津町福光・遥かなる故郷

僕の少年時代(昭和20年から30年代)の思い出

堆肥

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 コメの取入れも終わり一段落ついた晩秋、来年のコメ造りにむけて堆肥を作っていた。

 母が納屋に保管しているワラのうち昨年の古いワラを取り出して庭に積み上げた。

 柿の木の横に長さ3メートルほどの丸太を立て、木を円心にワラの根元を外にして積み上げていく。

 1メートルほども積みあがったところで、鶏糞で汚れた鶏小屋の敷きワラを載せ、またワラを載せていった。

 ここで僕が上に載って積み上げたワラを踏み固めていく。

 母がトイレに溜まっているオシッコを僕の足元に流し込む。その上から僕がワラを敷き詰めて抑え込んでいく。普段は見るのも嫌な尿でも、風が横に吹いているからそれほど臭くは無い。

 せっせと積み重ねて2メートルほどになったとき、ワラを屋根状に積み上げて完了だ。

 半日かかって二山(ふたやま)の堆肥を造った。

 あとは来年春の田支度まで放置しておけばいい。