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温泉津町福光・遥かなる故郷

僕の少年時代(昭和20年から30年代)の思い出

鉛筆

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 鉛筆と言えば「MITSU-BISHI」と「Tombow」の記憶が残っている。
 運動会の賞品としてもらえるのがMITSU-BISHI鉛筆だった。濃い黄色に塗装した鉛筆で消しゴム付だった。
 この鉛筆は普通の消しゴムなしのものより値段が高かったので、買ってくれることはなく、運動会で獲得した分だけが僕のものだった。
 普段は1本5円(確かな記憶ではありません)の消しゴムなしの鉛筆を使っていた。
 赤色鉛筆といえば金色でトンボのマークとTombowの刻印のある鉛筆が記憶に残っている。
 当時の黒芯には石などの不純物が混入していることが多く、字を書いていると不純物が紙に引っかかって破れ、ひどいときには穴が開くことさえあった。

すこしでも滑らかに書くため芯を舐めながら書いていた。
 中学2年のとき僕は図書係りをしていたから、昼休みに本を借りにきた生徒の名前を図書カードに記載しようとしたら、鉛筆の芯が折れていた。そのとき、新任の女先生(おなごせんせい=当時は女性教師のことをみんながこう呼んでいた)が自分の鉛筆を貸してくれた。
 字を書くと、とても滑らかに書けた。「すごい鉛筆だ」と思ったその鉛筆が「uni」という銘柄の鉛筆だった。
 ただし、1本の値段が高くとうてい手にとどくような鉛筆ではなかった。